ダイバーなら誰もが興奮するギンガメアジのトルネードです。
ギンガメアジってただでさえ大きい魚なのに、それが団体で渦巻いたりしはじめたら、ひとつの大きな生命体みたいです。もしくは何かを召喚する儀式。
目の前にすると「すげええええ、もっと近くで見たいいい!(撮りたいいいい!)」となるひとと、「怖…っ」と絶句して傍観するひとに分かれそうです。ちなみにわたしは後者です。そしてまだ出くわしたことはありません。
制作のきっかけは、先にサーモボトル用にデザインした「さかなのシルエット」でした。
どういう風にデザインの希望を言われたかは忘れてしまいましたが、ギンガメアジを1匹ずつ下書きして、それをまたイラレでトレースするのか…と、その作業量に唖然としたのは覚えています。
作業はとても大変でしたが、それゆえに夢中になってしまいました。出来上がった時のやり遂げた感は格別でした。