ずいぶん前のダイビングなので詳細についてはほとんど覚えていないのですが、ログを見る限り、この日も生き物たくさんで充実してたようです。
唯一覚えているのが、右下に描いてる青い瓶に棲みついたミジンベニハゼ。
先にいたダイバーがずっと粘って撮影していたのですが、なかなかミジンちゃんが出てこない。
このミジンちゃん、ライトをうまく使うと青い瓶と相まって宇宙みたいにキラキラした写真になって、この頃ネットで話題になっていたんです。
おそらくこのダイバーもそういうのが撮りたかったんだろうなと思うんですが、撮影に夢中で距離を詰めすぎていて…。そりゃー出てこないよ、と、順番待ちをしながらバディと呆れてました。
案の定、そのダイバーが去ったあと、自分たちの順番のときにはひょっこり可愛い顔を出してくれました。
生き物とはほどよい距離感を保ちましょう、というささやかな教訓。
このイラストログは、前回のモルディブ・ダイブクルーズのログに予想以上の反響をいただいたのがきっかけで、大瀬崎でのダイビングも描いてみよう、と思って始めた「普段の」ダイビングログ第1弾です。
わたしは感性だけでさらっと絵を描けるタイプではなく、内容を考え、構成を考え、レイアウトを考え…といろんなことをくどくどと考えながら描いていくので、この頃は今にも増して、仕上げに時間が掛かっていました(過去のツイッターを見たら、10日も掛かっていたみたいで笑えます)。
ちなみに今は、ログを描くのが前提なので、ダイビングに行く前から心構えをしているおかげか、だいぶ時間短縮になっています。まあそれでも、ささっとは描けませんが。
ドライスーツ+薄手インナー
(寒かった)